多くの人は強くありたいと願う
誰しも一度は考えたことがあると思います。
「強くなりたい」
だけど「強さ」ってなんだ?そんな風に考えたことはありませんか?
一言で強いと言ってもいろんな種類がある
「強い」という言葉から連想する力はどんなものがあるかまずは考えてみましょう。
まずぱっと思い浮かぶのは「攻撃力」だと思います。格闘家や武道家などいわゆる戦闘力に特化した方々はやはり「強い」と多くの人が連想すると思います。
他にも「防御力」もやはり強いと思います。これはいわゆる「強度」という言葉で強さを表すことが出来る通り、守る力と言うのは「強さ」を表す能力の1つであると考えます。
「忍耐力」これはどうでしょう?「辛抱強い」といった言葉がある通り、これも人間の「精神的な強さ」を象徴する単語であると考えられます。
このように、一口で「強い」と言ってもあらゆる形の強さがあるのがわかります。
最強のヒーローサイタマの場合
ここで最強のヒーロー「ハゲマント」ことサイタマを例にして考えてみましょう。
彼は怪人に襲われている子供を満足に守ることが出来なかったことをキッカケに想像を絶するトレーニング(具体的には腕立て伏せや走り込み)をこなすことで、人間のもつ限界のリミットを何度も乗り越え圧倒的な強さを手に入れました。
上の例でいうと「忍耐力」が肉体を凌駕することで「攻撃力」そして「防御力」を圧倒的に高めた状態であると言えます。まさに「強さ」のデパートメントなのです。
そんな圧倒的な能力を手に入れたサイタマは並みいる恐ろしい怪人達をバッタバッタとなぎ倒すように倒していきます。そしてある時、1つの疑問に衝突します。
「もう俺にはこれ以上の成長は残されていないのではないか?」
ご存知の通り、ワンパンマンの世界観ではサイタマは最強であり、彼を脅かすような怪人は存在しない為、彼が窮地まで追い込まれるようなことはありえない設定になっています。これ以上の成長が見込めないと考えるのは自然なことでしょう。
そんな疑問を抱えながら日々の戦いに身を投じていくうちにサイタマは孤独感や虚無感に襲われるようになり、いつしか無感情のまま怪人を倒し続けるようになり、さらには自分を追い込むような敵を求めるようになります。
強さを手に入れることが至上なのか?
確かにヒーローサイタマは圧倒的な身体能力を手にしましたが、心ここにあらずと言った状態。
多くの方は「強さ」に憧れを抱きますが、それは実際にその手に無いものだからこその憧れなのかもしれません。
実際に手に入れてしまうとそこにはサイタマのように「孤独感」や「虚無感」が待っているだけなのかもしれません。
つまり、「強さ」を手にすることは人間にとって必ずしも至上なことではないと言えます。
人間のすばらしさ
ここで僕が敬愛する漫画の1つ「ジョジョの奇妙な冒険」に登場すウィル・A・ツェペリのセリフを紹介します。
これよこれ
僕が何が言いたいのかと言うとまさに「これ」なんです。
人間のすばらしさは「勇気」をもって自らを「向上」させていくことなんです。
圧倒的な強さを誇るサイタマも初めはごく普通の一般的な青年でした。
怪人に襲われることで絶望を味わうものの、「勇気」をもち立ち向かいそして「向上」していったんです。
この「向上」する意思こそが人間の強さであり素晴らしさであると僕は声を大にして伝えたい。
僕が「今」伝えたいこと
今、何かに挑戦しようか迷っている貴方。
今、壁につき当たって立ち止まってる貴方。
今、何も上手くいかなくて自棄になっている貴方。
大丈夫です。「勇気」をもって一歩を踏み出せば必ず前に進めます。
千里の道も一歩から、です。
焦って走らなくてもいいんです。ゆっくりでも確かな一歩は必ず貴方を前に進めてくれます。
僕も「今」その一歩を踏み出し終えたところです。つまり、このブログはここでおしまいです。
お互いに頑張りましょう。
それでは!