ワンパンマンをもっと知りたい!
このページは「となりのヤングジャンプ」にて連載中、「ワンパンマン一撃マジファイト」の原作である「ワンパンマン」について僕なりの解説と考察をまとめた記事です!まだ原作についてあまり詳しくないという方も、よく知っている!と言う方にも楽しんでもらえる記事を目指しています!!
立ちはだかる機神G5
童帝の前に立ちはだかったのは機神G5です。このロボット型の怪人は以前、ジェノスが苦戦しつつも倒した機神G4の後継機であることがそのデザインと名前から伺えます。
この窮地に対し、童帝が取った選択は「カマセイヌマン」を3体出撃、そして合体させた「カマセケルベロス」をG5にぶつけることでした。
カマセケルベロスにG5の相手をさせている間に童帝とワガンマはその場を逃げるように離れます。
なぜ怪人を倒さないのかと疑問を投げかけるワガンマに対し、童帝は「無事に救出することが何よりも優先すべき事だ」と答えます。
フェニックス男、蘇生!
機神G5をカマセケルベロスに任せた童帝達は出口に向かって急ぎます。その道中で多くの怪人の亡骸を見て驚くワガンマ。その中に子供向けキャラクター「ドンカンバード」をモチーフにした怪人がいることに気付きます。
ドンカンバードとは毎週放送されるアニメに登場するキャラクターであり、鈍感が故に毎週のように命を落としてしまうが、翌週には何事もなかったかのように元気に登場するという設定のキャラクターである。
転生フェニックス男
この時、童帝はある違和感を覚えました。キャラクターに忠実であるのが怪人の基本的な特徴です。「毎週復活する」という話を聞いた童帝はフェニックス男の亡骸の方を見た瞬間、フェニックス男が輝きだし、そして立ち上がる姿を目撃してしまいました。
キャラクター性を忠実に再現することで見事に蘇生したフェニックス男。ただし、これだけでは終わりません。
「生命の危機を乗り越えることで飛躍的に能力がアップする」
ギョロギョロが仮説を立て、実験し実証したこの理論が当然の如くフェニックス男にも起こりました。
以前よりも圧倒的にパワーアップしたフェニックス男が童帝達の前に立ちはだかります。
生き延びる為に戦う
機神G5との遭遇により戦闘要員メカである「カマセイヌマン」を全て放出してしまった童帝に残された手段は「自身が戦う」と言う選択肢だけでした。
この瞬間における最善の選択は転生フェニックス男を最速で倒し、そして脱出すること。しかし、生命の危機を乗り越えパワーアップした転生フェニックス男を前に童帝のメカ達は次々に破られてしまいます。
涙ながらに悔しがる童帝。
自信の予想した怪人協会幹部にではなく、全くのノーマークだったフェニックス男に自身のプランを全て狂わされてしまう力の無さに悔しがりながら、最終手段に出ます。
後がなくなった童帝は「ブレイブジャイアント」を発動します。
付近の地中に待機していたパーツを集結させ、巨大なロボットを出現させた童帝。自らがそのロボのコックピットに乗り込み戦います。
しかし、ギリギリまで使えなかったのには訳があります。
それは「時間制限」です。そのことを転生フェニックス男にも見抜かれており、短期決戦が必須な状況となってしまいました。
制限時間は残り2分38秒。童帝は間に合うのか!?
まとめ
すぐに命を落としてしまうもそのキャラクター性から簡単に蘇生してしまうという脅威の怪人「フェニックス男」。
命の危機から脱することで驚異的な成長をすることが出来ると言う法則があるこの世界観では最強に近い能力でもあります。
このことまで見越しているのだとしたらギョロギョロの怪人を作り上げる能力は相当優秀なものであると言わざるを得ませんね。
次回「童帝VS転生フェニックス男編」です。おたのしみに!