ワンパンマンをもっと知りたい!
このページは「となりのヤングジャンプ」にて連載中、「ワンパンマン一撃マジファイト」の原作である「ワンパンマン」について僕なりの解説と考察をまとめた記事です!まだ原作についてあまり詳しくないという方も、よく知っている!と言う方にも楽しんでもらえる記事を目指しています!!
怪人協会へ乗り込め!
自分の息子を怪人協会に連れ去られてから進展のないヒーロー協会幹部ナリンキ。早く救出に迎えと本部会議にて声を荒げますが、肝心のアジトの正確な場所がつかめていません。
正確な場所とその出入口。それらを突き止めてヒーローを配備しなければなりません。
本部にはS級ヒーロー達が続々と集まってきています。アジトの場所の解明には童帝が当たっていました。
童帝は本部からの監査の目をすり抜けてメタルナイトにコンタクトをとります。機体を1機奪われているメタルナイトは怪人協会の正確な場所がわかっているはずだからです。
しかし、メタルナイトは情報の提供を断りました。
このまま怪人協会の脅威が世界に広まれば潜んでいる悪が一気に飛び出し世界は混沌とすることになる。そして、その状況となった時、隣の人間はいつしか敵になっているかもしれない。自分を守れるのは自分でしかないのだ。そう伝えるとメタルナイトは童帝との通信を遮断しました。
中々進展のない状況に痺れを切らしたナリンキは私兵団を結成し、息子の救出を命じました。
特別な訓練と特別な装備を持った私兵団です。果たしてどこまで怪人協会に通用するのか!?
フブキ組壊滅
一方、怪人と姉タツマキに壊滅させられてしまったフブキ組のメンバーを失った地獄のフブキ。戦力を求めてか、サイタマの家を訪れます。
サイタマに家にはジェノスのほかにキング、バング、ボンブが居ました。S級の面々が満身創痍な姿の中、サイタマとキングはゲームをしているというなんともシュールな光景に面食らうフブキ。
フブキの目的は「情報収集」とこれからの「自分の身の振り方」を決めることでした。
しかし、ジェノスやバングは協会支給の通信機を先のムカデ長老との戦いで失っており、新たな情報は得られませんでした。
そして頼りのサイタマはいつまでも自分を襲いに来ない「怪人狩り」にナメられていると、腹を立て「一発ぶん殴ってやる」と言ってコスチュームに着替えます。
サイタマ自身はガロウの居場所を分かっているわけではなく、「探す」と言って家を飛び出していきました。
サイタマは一度言い出したら他人の意見を聞くことはありません。誰にも止められないサイタマは家を飛び出し、フブキは一緒に家に残された奥義で体を痛めた老人2人と壊れかけのサイボーグ、そしてただのゲーマーを眺めて茫然とするしかありませんでした。
目覚めるガロウ
ガロウが目を覚ましたのは淀んだ空気に血の匂いが混じった吐き気のする地下室の一室でした。そうです、怪人協会のアジトにかくまわれたガロウはなんとか一命を取り留めたのでした。
一枚の書置きにガロウは気付き、目をやります。
そこには
・怪人協会は命の恩人であること
・それ故に暴れることなく待機していほしい
・ましてや外に出るなんてもってのほかだ
・服を使うといい
といった内容が記されていました。それを読んだガロウは服を着たあと、地下室の扉を蹴破り外に出ました。
そして、血の匂いが濃くなる方へ向かうガロウ。
目に飛び込んできたのはナリンキの私兵団でした。
私兵団は既に戦闘不能状態に追い込まれており、怪人に取り囲まれている状況でした。
怪人になる条件
私兵団たちは専用装備を持っていた為、生かされ持ち駒として使われることになりました。
怪人協会には「弩S」という相手を操る能力を持つ怪人が居ます。
弩Sの手によって怪人の配下に成り下がってしまったナリンキの私兵団達。そして、次に白羽の矢が立ったのは隠れてその様子を見ていたガロウでした。
怪人協会幹部であるギョロギョロはガロウに対して「幹部として協会に迎え入れたい」と伝えます。
それに対して後ろでその様子を見ていたオロチは1つガロウに条件を突きつけます。
それは「ヒーローの首をとってこい」という内容でした。ヒーローを躊躇なく倒せる者。それが怪人である条件だと言うのです。
その条件を満たすためにガロウは外界に出ます。そしてギョロギョロは部下である怪人レベル鬼の「キリサキング」「蟲神」にガロウの尾行を命じます。
どこまでも抜け目のない怪人ギョロギョロ。さすが、自らを協会の参謀と言うだけはあります。果たしてガロウは怪人協会に入るのか!?
まとめ
ヒーロー協会。そして怪人協会の全面的な争いが始まりました。
そしてガロウの運命やいかに!?
次回「ガロウと怪人協会編」です。おたのしみに!