ワンパンマンをもっと知りたい!
このページは「となりのヤングジャンプ」にて連載中、「ワンパンマン一撃マジファイト」の原作である「ワンパンマン」について僕なりの解説と考察をまとめた記事です!まだ原作についてあまり詳しくないという方も、よく知っている!と言う方にも楽しんでもらえる記事を目指しています!!
ヒーローたるもの
三羽ガラスを辛くも倒したスイリュー、スネック、イナズマックスの3人。しかし、目の前には災害レベル竜ゴウケツが立ちふさがっています。
正面から戦っても絶対に敵わないと戦って実感しているスイリューはすぐに逃げ出す算段を立てますが、2人のヒーローは違いました。
ゴウケツに立ち向かう姿勢を見せ、時間を稼ぐから何とか逃げろとスイリューに言います。
後ろ髪をひかれる思いでありながらも完全に心を折られているスイリューは二人を背に逃げ出します。しかし、そんなスイリューの前に一人の怪人が飛び掛かってきました。
バクザン適合
スイリューの前に飛び出してきた怪人は先ほど大量の怪人細胞を取り込んで力尽きたかに見えたバクザンでした。
ゴウケツですら無理だと言い切った量の怪人細胞に適合し怪人化して蘇ったのです。
大きなリスクには大きな見返りが付きものです。ゴウケツの見立てでは自分と同じく災害レベル竜相当の怪人になったと断言しました。
執拗なまでの攻撃
完全に戦意を失っているスイリューはどうにかして逃げることを考えます。しかし、バクザンはそんなスイリューを捕まえ足の骨を折り逃げられない状況作り出しました。
そして執拗なまでにスイリューを痛めつけるように攻撃を繰り替えします。
スイリューは薄れる意識の中でバクザンに懇願します。
「もともと俺たちは敵同士ではなかったはずだ。負けを認めるから見逃してほしい」
そう伝えたスイリューに対し、バクザンは残酷な回答をします。
つまるところ、弱い者イジメが好きな性格なのだと告げ、スイリューをさらに追い込みます。さらにゴウケツにやられたスネッグを標的にすることで精神的にスイリューを追いつめようとするバクザン。この光景を目の当たりにしたスイリューに出来ることはただ叫ぶことだけでした。
全身の力はもう入りません。助けを呼ぶしかスイリューには残されていませんでした。そんなスイリューを尻目にスネッグにトドメを刺そうとするバクザン。
そこに一人の男が現れました。
ヒーロー見参!
もう終わりと誰もが思ったその時現れたマントをまとった一人の男。
そうです、サイタマが現れました。
ヒーローは遅れてやってくる!
まとめ
サイタマに屈辱的な敗北をするもその持ち前のポジティブさで優勝したことを素直に喜んでいたスイリュー。
そんなポジティブな性格を持った男の心を完全に折った怪人ゴウケツとバクザン。
最後は後悔の念と共にかつてはバカにしたヒーローに助けを求め懇願する心境はまさに「絶望」だったに違いありません。
そんな絶望の中の光となるのがヒーローなのです。サイタマの登場シーンが最高にかっこよかったです!
次回「決着!編」です。おたのしみ!