ワンパンマンをもっと知りたい!
このページは「となりのヤングジャンプ」にて連載中、「ワンパンマン一撃マジファイト」の原作である「ワンパンマン」について僕なりの解説と考察をまとめた記事です!まだ原作についてあまり詳しくないという方も、よく知っている!と言う方にも楽しんでもらえる記事を目指しています!!
納得のいかない結果
サイタマのカツラが飛ぶと言うアクシデントによって優勝が決定してしまったスイリュー。強者を求めて大会に参加したのにこの結果となっては納得はいかないでしょう。
「ここからが本番だ」
と、一言発したと同時にサイタマに殴りかかりました。
やはり、サイタマの寸止めを目の前で見てしまい、このままの状態で試合が終わってしまえば敗北感だけがそこに残ってしまうと考えたスイリューは主催の意向を無視して延長戦を始めます。
サイタマとしても「武術」と言うものをその体で体感したわけではなく、スイリューを止めるでもなく攻撃を全て受けます。
スイリューの「技」
スイリューは冥躰拳という拳法の達人です。むろん、その技は研ぎ澄まされていて、実力でいえばS級ヒーローにも匹敵するほどと推測できます。
本気になったスイリューの攻撃がサイタマを襲い始めます。サイタマはスイリューの攻撃を全て受けるも、無表情のまま。スイリューは自分の技がどこまでサイタマに通用しているのか、と不安になります。
そんな不安をかき消すかのようにスイリューは地面にその足が沈みこむほどに踏み込み、その威力を拳の重さに乗せた「冥躰震虎拳(めいていしんこけん)」という技を繰り出します。
自らの出せるすべてをサイタマにぶつけるも、サイタマには目立ったダメージはありません。さすがのスイリューもサイタマの強さに焦りを感じ始めます。
サイタマ、武術を理解する
スイリューの一連の攻撃を受けた結果、サイタマの中で一つの答えが浮かび上がりました。
武術とは「なんか動きがかっこいいもの」だと、サイタマの中で位置づけられたのです。
あまりにめちゃくちゃですが、サイタマにとってはスイリューの猛攻もそれくらいにしか感じられなかったのでしょう。
そして見様見真似でスイリューの真似をするサイタマ。
その場で回転して見せるも少しよろけてしまいます。
よろけたその先にはスイリューが居ました。サイタマの体当たりもといヒップアタックを食らったスイリューは会場の端まで吹き飛ばされてしまいました。
完全敗北です。この時、スイリューはサイタマには絶対に敵わないと心の中でそう確信しました。
試合終了!襲撃開始!
アクシデントもありつつ、何とか大会も無事に終わりを迎えようとしていたその時、大会会場に怪人が襲来します。
警備員や大会関係者が次々と機を失っているのが見つかり、上空を見ると巨大なカラスがコチラを睨んで居ました。
災害レベル鬼「三羽ガラス」です。この怪人の襲来に大会関係者や選手、観客までもが次々と襲われていきます。
しかし、それだけでは終わりません。さらなる脅威が訪れます。
災害レベル竜「ゴウケツ」が襲来しました。ゴウケツは道すがらで金属バットとジェノスを倒してくるというS級を凌駕するほどの力を持っています。
そして開口一番「怪人になれ」と発しました。
そうです。怪人達の狙いは大会に出場している選手を怪人にして協会に取り込もうと言うものでした。
果たして選手たちの運命は!?そしてサイタマの行方は!?
まとめ
ついに決着したサイタマVSスイリュー。
スイリューの中には圧倒的な敗北感だけが残ったように感じますが、その前向きな性格でそれを感じさせません。
しかし、心のどこかで悔しさがあるはずです。彼も武術家の一人なのですから。
そして、襲来する「災害レベル竜」。これまでの怪人とは似て非なる脅威であることは間違いありません。
ゴウケツに対抗できるヒーローは現われるのか。サイタマの行方は!?
次回「災害レベル「竜」ゴウケツ登場!編」です。おたのしみに!