ワンパンマンをもっと知りたい!
このページは「となりのヤングジャンプ」にて連載中、「ワンパンマン一撃マジファイト」の原作である「ワンパンマン」について僕なりの解説と考察をまとめた記事です!まだ原作についてあまり詳しくないという方も、よく知っている!と言う方にも楽しんでもらえる記事を目指しています!!
サイタマVSスイリュー!!
ついに始まったサイタマとスイリューの試合。スイリューはサイタマを相当の実力者と見抜いており、自分を追いつめる強さを追い求めているスイリューにとって、理想の相手と言えます。
試合開始と同時にスイリューの鋭い後ろ回し蹴りがサイタマを襲います。しかし、なぜか寸止めで蹴りを止めたスイリュー。
ここまで並みいる強豪を一瞬のうちに倒してきたそのスピードでサイタマへ攻撃するものの、全て寸止めです。
そしてスイリューはサイタマに対して本気で戦ってほしいと提案します。サイタマはそれに対して、「武術を体感したくて来たのに試合がすぐに終わってしまう」とスイリューに愚痴をこぼしました。
ここでお互いの利害が一致します。サイタマは武術を体感すること、スイリューは強い相手と戦うこと。
そのお互いの欲求を満たすべく、スイリューは本気の攻撃をサイタマに浴びせます。
追撃につぐ追撃でサイタマに攻撃を与えるスイリュー。しかしサイタマにはダメージがあるようには見受けられません。
しかしスイリューの攻撃を受けるものの、頭だけは守り続けるサイタマ。サイタマが気にしているのはカツラが外れて自分の正体がバレないかどうか、というところでした。
ヒーローなんか存在しない
ここまで全く本気を見せないサイタマに揺さぶりをかける為か、スイリューが語り掛けます。
その会話の中で、サイタマは自分が別人に成りすましていることに対する辻褄を合わせる為に「ヒーローを目指している」とスイリューに伝えます。
そこでスイリューの顔色が変わります。
スイリューはヒーローなんて存在しないと言い切ります。窮地に陥った時、最後に頼れるのはヒーローなどではなく、自分自身だけなのだと。ヒーローなんて幻想にすぎないと。
それを聞いたサイタマは少し考えこんでしまうようなしぐさを見せます。その隙をついたスイリューの蹴りがサイタマのカツラを飛ばしてしまいました。
吹き飛ぶサイタマの頭
サイタマはカツラが飛ばされたことを気にするよりも、スイリューの言葉が引っかかっていました。
「自らが楽しむ為だけに生きているのであれば、強くなりすぎないことだ」と忠告し、右ストレートをスイリューにめがけて放ちます。
サイタマの右こぶしは寸止めだったとは言え、スイリューはその一撃で自らの生命の危機を感じとるほどのプレッシャーを受けました。
スイリューも達人であるが故に相手の強さがわかるのです。瞬間的にサイタマを相手にすれば自分の命のが危ういと感じとったのでしょう。
この大会においてはじめての動揺を見せます。
意外な形での試合決着
しかし、試合の決着はあっけなくついてしまいます。
前回の大会において、替え玉で出場したガロウによって今大会から被り物等を着用することを禁止するルールが設けられました。
そのルールに抵触するということでサイタマは失格扱いとなってしまい、スイリューが優勝を収めました。
しかし、明らかに納得のいっていない様子のスイリュー。
それもそのはずです。先ほどのサイタマの寸止めを受けていれば負けていたのは確実に自分の方なのですから。
果たしてこのまま大人しく優勝を受け入れるのか!?
まとめ
あまりにもあっけない形で終わってしまったサイタマとスイリューの戦い。
その幕切れは「カツラが吹き飛んだ」ことが原因という何とも締まらない終わり方をしてしまいました。
果たしてスイリューはこのままで納得するのか!?
次回「真剣勝負!編」です。おたのしみに!