ワンパンマンをもっと知りたい!
このページは「となりのヤングジャンプ」にて連載中、「ワンパンマン一撃マジファイト」の原作である「ワンパンマン」について僕なりの解説と考察をまとめた記事です!まだ原作についてあまり詳しくないという方も、よく知っている!と言う方にも楽しんでもらえる記事を目指しています!!
とある山奥に集まる怪しげな集団
某県某所の山奥。そこはひと気は一切なく、聞こえるのは風に吹かれる森の音と動物達の鳴き声。そんな辺鄙な場所に立てられた立派な寺院に会同するは「剣聖会」と呼ばれる5人の達人です。
その中にはS級ヒーロー「アトミック侍」も居ました。アトミック侍の弟子であるA級3人を外に待たせてアトミック侍は中で会議をする、といった背景です。
議題に上がるは昨今、巷を騒がせているヒーロー狩りの件です。アトミック侍とシルバーファングは付き合いは長く、互いの性格までよく把握しているような間柄でした。
シルバーファングは腕は確かだが、かつて手塩にかけた愛弟子が相手とあっては甘さが出てしまうのではないかとアトミック侍は心配しており、「剣聖会」の弟子達も含めた面々で一気にガロウを叩きたいと提案しました。
そんなアトミック侍の相談を遮るかのように言の葉を発したのは剣聖会が一人「ハラギリ」です。
ハラギリが剣聖会に持ち込んだ話題はその場を凍り付かせます。
怪人細胞
ハラギリは「己の研鑽こそが剣聖会のあるべき姿だ」と言い風呂敷に包まれた荷物を皆の前で広げて見せました。
中には脈打つように動く怪しげな肉塊が3つ入っていました。
ハラギリはこれを「怪人細胞」だと言い、これを体内に取り込むことで人間の域を超えた圧倒的な力が手に入ると説明します。
つまり、この「怪人細胞」を食べると「怪人になる」ことが出来るというのです。
人間を怪人にさせてしまう細胞
その話を聞いたその場にいた面々はいつの間にか刀を取り構えているハラギリに気づきました。
そして、確信に迫る質問をアトミック侍が投げかけます。
「お前は怪人なのか?」
これに対し、ハラギリは「怪人だ」とただ答え、続けます。
全員で怪人になること。ならなければこの場で切り捨てると明言しました。
ただし、アトミック侍だけはどうあっても切り捨てるとも付け加え、他の者に怪人細胞を取り込むように促します。
しかし、誰一人怪人になろうとする者は居ませんでした。
その様子を見たハラギリは一瞬で刀を抜き、斬りかかります。
音の速さを超えると言うハラギリの刀がアトミック侍の首に一直線に向かって走ってくる刹那、その刃が到達する前にアトミック侍の刀は怪人化したハラギリを細切れになるほどに切り刻んでいました。
そして、アトミック侍は弟子達を引き連れ、怪人協会を潰すことを最優先事項だと捉え行動を開始します。
武術大会も大詰め
ここまで当然の如く順調になんの危なげもなく勝ち進んできたサイタマ。次の相手は優秀な遺伝子を組み合わせ続けて生まれた戦闘エリート「チョゼ」です。
チョゼはこれまでの全試合で過剰なまでに相手を攻撃しており、重傷者が多数でているという快楽犯的な面も持ち合わせています。
サイタマに対しても「大きな口を開けて叫ぶ姿を見るのが楽しみにだ」と凄んで見せますが、次のコマでは小さくなってしまいました。
これまで武術を全くと言っていいほど体感せずに勝ち進んでしまったサイタマ。
そして決勝までなんの危なげもなく相手を倒し続けてきたスイリュー。
強者同士の戦いが始まります!
まとめ
怪人協会より持ち帰ったと言われる「怪人細胞」。グロテスクな見た目通り、食べることでグロテスクな怪人となり、強大な力を得ることが出来るといった代物です。
こういった「パワーアップアイテム」的なものに手を出すのは決まって時分の実力にコンプレックスを抱いている者と決まっており、剣聖会は誰一人としてそれに手を出そうとしませんでした。つまり、それだけ自身の腕を信じているのだろうと思います。
そして、サイタマの方はというと遂に決勝にて達人スイリューとの対戦が始まろうとしていました。
果たしてスイリューの本気とは!?
次回「サイタマVSスイリュー編」です。おたのしみに!