ワンパンマンをもっと知りたい!
このページは「となりのヤングジャンプ」にて連載中、「ワンパンマン一撃マジファイト」の原作である「ワンパンマン」について僕なりの解説と考察をまとめた記事です!まだ原作についてあまり詳しくないという方も、よく知っている!と言う方にも楽しんでもらえる記事を目指しています!!
フブキがトップに拘る理由
地獄のフブキは自分がトップにならなければならい使命感のようなものを感じていました。その原因は実姉であり最強の超能力者S級ヒーロー戦慄のタツマキの存在にあります。
幼いころから全てを比べられ、そして悉く自分の上を行く姉タツマキの存在にいつからかコンプレックスを抱くようになっていたのです。
そしてS級のすぐしたにはA級上位陣が存在しており、この壁はものすごく厚いことをフブキは語ります。
A級2位イアイアン、同じく3位オカマイタチ、同じく4位ブシドリル。この三名はS級ヒーローアトミック侍の弟子達であり、相当な実力の持ち主です。
しかし、その3名の弟子達がS級に上がれないのは1位であるアマイマスクの存在によるものでした。アマイマスクは悪を絶対に許さない冷徹な面も持ち合わせる実力者です。生け捕りを命じられた怪人も民間人に危害を加えたという理由から絶対悪と判断し、生け捕りという命令を無視して怪人を仕留めるという自分の選択に絶対の自信をもっています。
この厚い壁がS級への道を阻むと感じ、フブキは徒党を組むことを決め活動しているのでした。
サイタマは孤高!?
そんなフブキの心情を聞くもサイタマは首を縦に振ることはありませんでした。サイタマにとってメリットがないと言うのはもちろんのこと、誰かと徒党を組むとまた、誰かと敵対するということを理解していたのでした。だからこそサイタマは孤独でもあり、孤高でもあるのです。
そんなサイタマの家にキングが訪問します。理由は自分のゲームをサイタマが持って帰っているんじゃないか、という内容でした。
突然のS級の来訪に動揺を隠せないフブキ。そして、サイタマの奇妙な魅力に気づきます。サイタマは誰とも組まない、そして誰とも敵対しない。それでも周りには人が集まる。なぜならそれは「強いから」。
強者はそれだけで周りを引き付ける力があります。フブキもまた、サイタマのその底知れない力に引き寄せられた一人になるのでした。
こうして、サイタマ自身の意図するところであるかは別としてもサイタマの周りには多くの仲間が増えていくのでした。
まとめ
サイタマは強い。それが故に他人を引き付ける。
これはいつの時代でも人間界のいわば摂理のようなものなのかもしれませんね。
しかし、あくまでサイタマはそれを望んでいるわけではないようですが…。
次回「ハゲマントと鬼サイボーグ編」です。おたのしみに!