ワンパンマンをもっと知りたい!
このページは「となりのヤングジャンプ」にて連載中、「ワンパンマン一撃マジファイト」の原作である「ワンパンマン」について僕なりの解説と考察をまとめた記事です!まだ原作についてあまり詳しくないという方も、よく知っている!と言う方にも楽しんでもらえる記事を目指しています!!
サイタマVSボロス!!
サイタマが向かったボロスの部屋にはボロスと共に怪人ゲリュガンシュプがサイタマの前に立ちはだかりました。ゲリュガンシュプは超能力の使い手です。
自らの主君であるボロスの待つ部屋に無断で押し入ってきたサイタマに対して、ゲリュガンシュプは周囲の瓦礫を操作してサイタマを攻撃しますが、サイタマにはまったく通用しません。
逆に、飛んできた小石を一つ投げ返すことでゲリュガンシュプを倒してしまいます。
ボロスの目的
この様子を目の当たりにしていたボロスはサイタマを称賛します。ボロスは自分の強さが圧倒的すぎるが故に自らを脅かすような存在をずっと求めてきました。強すぎるが故に虚しさを感じ、そして自らに生の実感を与えてくれるような存在を求め、地球に襲来したのでした。
怪人に対して怒りを覚えたりすることがほとんどなくなってしまったサイタマでしたが、ボロスの言い分を聞いた時は珍しく怒りを覚えます。その怒りの根源はサイタマ自身と似たフラストレーションをボロスが抱えていたからなのかもしれません。
そして、サイタマの「絶対の一撃」がボロスを襲います。
史上最強の怪人
これまで、どんなに強いとされる怪人でもサイタマの一撃を食らえば木っ端みじんに吹き飛ばされていましたが、ボロスは違います。
サイタマの攻撃を正面から受けて倒れなかったのはこれが初めてのケースです。それどころか、強すぎる力を抑える為に着込んでいた鎧が砕け、ボロスはすべての力を解放していきます。
一方そのころ地上では……
ボロスとサイタマが衝突しようとしていたころ、飛行船の操舵室に一人の怪人の姿がありました。
この怪人はゲリュガンシュプから地上を砲撃するように命じられていました。その当の本人がもう既にサイタマに倒されてしまっているとも知らずに一瞬でA市を瓦礫の山と変えた砲撃をまたしても発射します。
地上に残された市民、そしてメルザルガルドと戦っていたS級ヒーロー達をめがけて一斉に砲撃が開始されました。これを全て食らってしまっては如何にS級と言えどもひとたまりもありません。
もう終わりかと思ったその時、全ての砲弾が地上に着弾する直前にその動きをピタリと止めました。
そこに現れたのはS級2位の実力者戦慄のタツマキでした。彼女もまた、超能力の使い手で念動力によって襲い掛かる砲弾を全て止めてしまいました。
それどころか、逆に止めた砲弾を飛行船に向かってすべて撃ち返してしまいました。
これにより一気に形成は逆転していきます。
まとめ
ついにボロスとの激突が始まりました。
ボロスは元々高い戦闘能力と再生力を兼ね備えた種族です。その中でも一際強い力を持っていたボロスは自身を窮地に追い込むような存在を心のどこかでずっと望んでいました。
この点はサイタマが感じている孤独感に共通する点があり、ボロスもまたサイタマと似たような環境で生きてきたと言えます。
それが故にサイタマはボロスの利己的な行動が許せなかったのかもしれません。
次回「それぞれの戦局!編」です。おたのしみに!