ワンパンマンをもっと知りたい!
このページは「となりのヤングジャンプ」にて連載中、「ワンパンマン一撃マジファイト」の原作である「ワンパンマン」について僕なりの解説と考察をまとめた記事です!まだ原作についてあまり詳しくないという方も、よく知っている!と言う方にも楽しんでもらえる記事を目指しています!!
進化の家が出来た理由とその目的
進化の家を作った「博士」は人類でも稀有な頭脳をもつ存在として科学者の界隈では有名人でした。
彼の持つ能力は人類に対して大きな貢献を何度もしてきました。しかし、彼の思想は「人類を進化させること」であると明言しており、その思想を危険視する声も多くあがっており、彼の思想を邪魔する勢力も多くありました。
彼自身も個人の力では限界がある為、自らの思想を実現させるための協力が後援が必要であったのですが、それも上手くいかないまま年月は過ぎていき、気づけば70代となっていました。
しかし、そのあたりから彼の頭脳をさらに加速していき、まずは「若さ」を手に入れます。そう、進化の家に居る若者は実年齢770歳越えだったのです。
そして彼は更には自分のクローンを複数生み出し、天才化学集団作りだします。それが「進化の家」の正体なのです。
稀代の天才と呼ばれた人間が肉体的に全盛期を迎えるであろう青年期の状態で集団になったわけですから単純な軍事力として見ても驚異的なものがあるのは言わずもがなです。彼らはその英知を利用して人類を滅亡させ、進化を遂げた「新人類」だけの世界を作ろうと目論んでいます。
ついに正体を現す進化の家「最強」
前回のページでまとめた通り、進化の家「ナンバー2獣王」はサイタマに簡単に倒されてしまいました。それを知った博士は実力ナンバー1「阿修羅カブト」をサイタマにぶつけることを決意します。
しかしこの阿修羅カブトは自分の実力から来る横暴さで博士自身も制御が出来ない為、普段は地下室の奥深くに幽閉している状態でした。それが故に阿修羅カブトは博士自体にも恨みを持っており、地下室を開錠に来た博士のクローン達を次々に手にかけていきます。
そんな最中、進化の家の地上部を全て吹き飛ばしたジェノスとサイタマは地下室の存在に気づき、彼ら二人も地下室に向かい、阿修羅カブトと対面を果たします。
阿修羅カブトはそれまでの怪人とは別の次元の強さを秘めており、かなりの実力者であるジェノスをあっという間に戦闘不能まで追い込みます。
ジェノスはヒーロー協会入会時よりS級ヒーローになるほどの実力の持ち主ですから、実力はかなりのものです。この場合は阿修羅カブトが圧倒的に強いと言う風に見た方が自然だと思います。
昆虫の力を持った生物が人間の何倍以上も大きくなったらかなりの脅威になるのは言うまでもありません。昆虫のアリなども人間換算にするとビルの屋上のような高さから落ちてもビクともしないように、昆虫の力を持ったまま大きくなればそれはもうそれだけで人間の能力を圧倒的に超えた存在となります。
ジェノスを一蹴した阿修羅カブトは早々にサイタマに襲いかかりますが、この時にサイタマの強さに気づいてしまいます。よく達人同士の戦いでは相手の実力が何となく分かると言いますが、阿修羅カブトにもそれと同じような感覚があったのでしょう。
ジェノスですら追いきれないほどの速さでサイタマの後ろを取り襲い掛かってくる阿修羅カブトが放ったセリフです。これだけで相手の実力がわかってしまうが上に自分では絶対に敵わないと直感してしまいました。
そして放った言葉が上の画像です。
そして圧倒的な強さを見せつけていた阿修羅カブトが取り乱すほどのサイタマの実力について本人がその秘密を語り始めます。
まとめ
進化の家によって生み出されていった怪人達はどれも動物をモチーフとしています。イメージとしては人間に動物の能力を掛け合わせたらどうなるのか、と言ったところでしょうか。
その観点から行くと地球上で多種多様で強靭な肉体や、あらゆる環境に適する能力を秘めている昆虫の力。それを人間と同等ないしそれ以上の大きさにしてしまえばそれはもはや大きな脅威になることは間違いありません。
しかしそんな脅威でさえも恐れるサイタマの隠された実力・・・
次回「サイタマの強さの秘訣」
おたのしみ!