ワンパンマンをもっと知りたい!
このページは「となりのヤングジャンプ」にて連載中、「ワンパンマン一撃マジファイト」の原作である「ワンパンマン」について僕なりの解説と考察をまとめた記事です!まだ原作についてあまり詳しくないという方も、よく知っている!と言う方にも楽しんでもらえる記事を目指しています!!
人類にとって最大の脅威「蚊」
蚊という昆虫は人類にとって最大の天敵であるという話を聞いたことがある方も多いのではないだろうか。夏の風物詩とも言われるが、やはり厄介な存在である。そんな蚊を総べる怪人「モスキート娘」が住民を襲い始めるところから話は始まります。
この怪人の特徴は自身のエネルギーを得る為に大量の蚊を操ることが出来る点にあります。1匹1匹は小さな昆虫ですが、数千数万と言う単位で集まるとそれはもう脅威でしかありません。一度に大量の体液を吸われてしまった生物は干からびてその命を奪われてしまいます。
イケメンサイボーグ「ジェノス」初登場!!
掌の噴射口から放った炎で蚊の大群を一気に燃やし尽くし颯爽と登場する謎の青年。その名を「ジェノス」と言います。彼の出自についてはいずれ明かされますが、現段階ではまだ謎のままですが、所謂サイボーグであるということが描写から、そしてその実力に裏付けられた自信に満ち溢れた性格がセリフから見て取れます。
蚊の大群に対して「火」と言うのはポケモンでいうところの「こうかはばつぐんだ」です。飛んで火にいる夏の虫ということわざがある通り、とかく虫に対して火というのは相性がいいんです。むろん、ジェノスのそのこと自体は理解しているようで、余裕を見せつつ戦闘に挑みます。
モスキート娘の真の力
しかし、人類の天敵であるモスキート娘もそのまま簡単に敗れるような怪人ではありませんでした。周囲半径50kmに居るすべての蚊を自分の元に呼び戻し、おびただしい数の蚊が集めた体液を自分に取り込み、大幅な強化を果たします。その効果は絶大でスピード・パワーと桁違いの力を手に入れジェノスに襲いかかります。
自分と相性のいい相手ということで完全に油断をしていたジェノス。瞬く間に甚大なダメージを受けてしまいます。
まさに絶体絶命のピンチです。勝負と言うのは最初に大きな痛手を相手に与えた方が圧倒的に有利になります。ジェノス自身は大量の蚊を焼き払うことで自分が圧倒的優位に立っていると考え、余裕を持っていたが故に生まれた油断の隙をつかれ、あっという間に形成は逆転してしまいました。
サイボーグであるが故に致命傷とはならないものの、活動するための機能はどんどん失われていきます。このままではどう足掻いても勝つことが出来ないと考えたジェノスが選んだ選択は「自爆」でした。
しかし、全てを覚悟したジェノスの前に現れた一人の男。それがサイタマです。サイタマは自身の部屋に迷い込んできた一匹の蚊を退治するために街中まで蚊を追いかけ回し、ジェノスとモスキート娘が戦う現場まで迷い込んできました。モスキート娘が件の蚊の元凶だと悟ったサイタマは張り手でモスキート娘を一撃で倒してしまいます。
その衝撃的な幕切れにジェノスは思わずサイタマに名前を聞きその場で弟子を志願するのでした。
まとめ
以上、ジェノス登場編までのまとめでした。
ジェノスは相当高性能であり、戦闘能力の高いサイボーグであることが動きや言動から見て取ることが出来ます。自身もそれは自覚しており、言動からは確固たる自信が伺えます。
そんなプライドの高いジェノスですら敗北を覚悟した相手「モスキート娘」を目の前でたったの一撃で倒してしまうサイタマ。
ジェノスにとってサイタマはまさにピンチの時に現れたヒーローに映ったに違いありません。サイタマ自身はたまたま偶然、部屋に現れた蚊を追い回していただけなんですけどね。
図らずもジェノスを助けることになり、さらには弟子を志願されてしまい、咄嗟に「うん」と答えてしまったサイタマ。これから始まる歪な師弟関係はどうなっていくのか!?
次回「モスキート娘事件の黒幕登場!」
おたのしみに!!