どうも!お米でおなじみナカムラです!
普段の攻略記事とは毛色が違い困惑されている方もいるかもしれませんが、5分だけ下さい。
パチンコ・パチスロと言ういわば「ニッチ」なジャンルをメインコンテンツに据えているにも関わらず登録者数56.8万人(2021年2月時点)という人気YouTubeチャンネル1GAME TVの代表であるてつ氏が提案する「福の神」を降臨させてしまおう!という特殊ジャンルな本が非常に面白かったので紹介させて頂こうと思います。
「福の神」というスピリチュアル臭がブンブン漂うワードをあえてタイトルに起用したその思惑とは?
最後までお付き合い頂けたら幸いです。
福の神=資産
おっと。いきなり冒頭の疑問の答えを出してしまいました。
さて。
「資産」と言うと何を思い浮かべるでしょう?僕はズバリ「お金」です。もしくは「金銭的価値のあるもの」です。
しかし、本書でてつ氏はこう語ります。
資産とは自分が
「自由」になることを
阻害してくる制限を
ぶっ壊すための武器だ!
資産とは何か?そう尋ねられた僕は明らかに漠然としていました。
それに対し「資産は『武器』である」と語るてつ氏。その言葉の意味を知るにはもう少し深堀する必要がありそうです。
「自由」を阻害する制限
「自由」な状態とは一体なんでしょう?
・好きな時間に寝て、好きな時間に起きる
・好きなゲームで1日中遊ぶ
・おいしいごはんをお腹いっぱい食べる
・綺麗な女性と懇意になる
…言い出せばキリがありませんが、要するに「自分の思い通りになる状態」であると僕は考えます。裏を返せば自分の欲望のままに生きていくこと、です。実はちょうどいい言葉があります。
「好きなことで生きていく」
まさに現代社会においての自由の象徴のような言葉です。
では
それらを阻害する制限とは?
パッと思い浮かぶのは
・金銭的制限
・時間的制限
でしょうか?パッと思い浮かぶのが、誰しもが人生の大半の時間を費やすことになる「仕事」がそれにあたるのではないでしょうか。
本書では「資産(福の神)」を手に入れて「仕事」から「自由を制限されない」という状況を目指していると僕は解釈しています。
自由を制限されない資産とは?
仕事に自由を奪われない資産とは?
もちろん、先ほど僕が述べた「現金」もそれにあたるでしょう。お金がいっぱいあれば働かなくて済みます。嬉しいですね!
しかし、てつ氏は本書において
資産は、そうした目に見えるモノばかりではありません。実はあなたそのもの、つまり「人」が将来的に利益を生むかもしれない資産なのです。
と、語ります。
そうです。目の前にある諭吉さんや、貯金通帳の残高だけではないんです。
目に見えない資産…はっ!?神…さま?そうか。
神様は目には見えません。つまり神様を降臨させればよいのです。神の道、神道へと入るっす!
おっと、すみません。興奮しすぎました。
後半は僕の頭の中のホットギミックが勝手にしゃべっただけです。
昭和の話は切り上げて話を戻しましょう。
この言葉で僕が思ったのは単純に他の誰かではなく「自分」だけのモノこそが本当の資産であると感じました。
つまり、ナンバーワンじゃなくてもいい、もともと特別なオンリーワンってことですね。
資産(福の神)を理解したら早速作っていくっ!!
今を生きる社会を「キングスキャニオン」、資産=武器であると考えた場合、武器はやはり強い方が価値が高いものです。稀に見かける猛者はスコープなんか使いません。なぜなら自身が大砲だと言う方も居ますが、誰しもがそうではないですよね?
僕のようなエイムお排泄物雑魚床ペロ野郎はまず自分の大砲(下ネタじゃないよ!)を手に入れることが、この厳しい社会(キンキャニ)で生き延びていく為の急務となってくるのです。
これを本書ライクに言い表すとまさに「福の神を作る」と言うフェーズになります。
初めて手に入れる武器は基本的にショボい
最初から強力な武器(資産)を運よく手に入れる方も居るでしょう。しかし、その大半が大した威力を持たない所謂「ショボい」状態であることが多いはずです。そんな武器を各種アタッチメントを拾ったり、持ち替えたりしてどんどん強化しながら最終アンチを目指すのです。
この武器を強化する過程を「投資」と言うのです。
一般的に投資と聞くと同時に思い浮かぶのが「リスク」ではないでしょうか。
「〇〇に投資したら〇〇損した…」
こんな言葉を思い浮かべる方もいるかもしれません。しかし、本書においての「投資」とはギャンブル要素の強い行為とは異なる「強化」することにだけ特化した方法を紹介しています。
必ず誰しもが持っている資産を投資する
資産を増やす方法は?と、聞かれたら多くの方が「投資」と答えるのではないでしょうか。なんとなく金融用語っぽい「資産」と「投資」ってセットな印象がありませんか?
本書でも「投資」は資産を増やす上で必ず必要なフェーズであると説いています。
「投資」と聞くと
「え、お金かかるやつやん…騙されてるやん…」
と、まるでアレルギー反応かのように考えてしまう方、いるんじゃないでしょうか?ええ、僕のことです。
でも安心してください。目に見えない「資産」を作るためには現金はいらないのです。少し語弊があるかもしれません。本書を読了した結果「現金があればより効率的になりえるが、必ずしも現金が必要なわけではない」という結論に僕は至りました。
その為の手法が本書には順序を追って詳しく説明されていますので、当記事では割愛させて頂きます。
貧乏神(マイナス)を生まなければ勝ち続ける
これも「投資」に関連した話ですが、すごくシンプルな話です。
失敗し続けたらいずれ再起不能になるよ
本書の特徴的な章であり、僕が一番面白いと感じた部分はこれです。
「自己啓発本」というのはいわば、アドバイス本です。アドバイスを求めている人と言うのはその多くが「指示」を欲していると僕は考えています。
しかし、てつ氏はそんな考え方に対して警鐘を鳴らしており、「こうしなさい!」ではなく「こうすると失敗するよ」と本書で実体験と共に語ってくれています。
実体験が説得力を生む
実際にてつ氏も若い時分に大きな失敗を経験し、ある期間「行動不能」になってしまうという時期があったとSNS等でも語っています。多くの成功者がその失敗談を語りたがらないのに対し、てつ氏は失敗を分析し、それを本書にて共有しています。
そういった実体験から失敗に繋がるであろう要素を本書では「貧乏神」と称し、貧乏神が喜ぶような行為から自分をなるべく遠ざけていくことで、自然と「成功=福の神を手に入れる」という状況へ近づくことが出来るよう指南してくれています。
誰かに指摘されることで得られる「気付き」
この章では、思わず行ってしまう「何気ない行動」がいつの間にか負の連鎖に陥ってしまう人があまりに多いと警鐘を鳴らしてくれています。本章を読み進めていくと必ずと言っていい程「思い当たるな」という項目が現れることでしょう。
この「気付き」が意外と自分一人では得られなかったりするものです。
本書を読んで何を得られたのか?と聞かれたら僕はこの気付きであるとハッキリと言えるでしょう。
貧乏神と決別し、でっけえ福の神をどーーん!とする
視点を変えることで「資産」の本質を知り、先駆者の経験から失敗や危険を理解する。
そういった先に待ち構えているのが資産を大きくするフェーズです。
まだまだ小さな福の神を大きく育てる方法をお伝えします。そしてその先にまっているものは何か――さあ、一歩を踏み出しましょう。
順序よく自身の「資産」を生み出せたらあとはそれを大きく育てていきたいものですよね?
ここまで当記事を読み進めていただけている方ならば「資産」があらゆる形を持っているのだと理解していると思います。
それらの資産をより大きく価値の高いものに育て上げてあげていき、「もともと特別なオンリーワン」になる為の具体的な方法が本書における「福の神を育てる」というフェーズになります。この章では、より豊かな人生を送る為にはこんな行動をするといいですよ、というてつ氏からの提案が盛り込まれています。
実際にてつ氏が取り組んだことを「こんな結果が得られましたよ」と言う体験談を交えて綴られており、人生を豊かにするための提案が詰め込まれています。
あとがき
1GAMEてつ著「福の神の作り方」の書評いかがだったでしょうか。
実は僕、本を読むのが苦手です。
嫌いではないです。いえ、むしろ好きな方なんです。サリンジャーとかよく読んでました。ただ、読み始めると本当に昼も夜も関係なく読破するまで続きが気になり続けてしまうのでいつの間にか苦手意識をもっていました。
ですが、やっぱり読んでみると自分の考え方や行動を見直す良いキッカケになりました。
ところで僕はもう「福の神」を手に入れているんですよ。
今、あなたが読んでいるこの記事こそ僕にとっての「福の神」なんです。ただいま、絶賛育成中なのでもしよろしければ時々でも構いません。ぜひまた記事を読みに来てください。
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少し長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!それではまた!